
仮想現実用HMD機器に必須となったOLED
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次世代融・複合ゲームショウPlayX4の開幕式が、5月25日に韓国京畿道高陽市一山にあるキンテックス(KINTEX)第2展示場で行われた。イベント現場では、多くの企業が仮想現実コンテンツを披露した。特に、没入感を向上しながらVR酔いを軽減するために、Oculus Rift、HTC Vive、Gear VRなど、OLEDを採用したHMD(Head Mounted Display)機器を使用したのが特徴的だった。

【SID 2017】BOE、世界初の真のQLEDを展示
中国BOEは、25日(現地時間)米ロサンゼルスで開催されたSID 2017で、世界初のElectroluminescence Quantum Dot技術が採用された2種類のQLEDディスプレイ(5型、14型)を展示し、来場者の大きな関心を集めた。

2017年第1四半期、AMOLED実績分析
UBI Researchは、2017年第1四半期AMOLED売上高について、43億1,000万米で前年同期(2016年第1四半期)比15%増加し、出荷量については、9,910万台で前年同期比9%増加したと発表した。 AMOLED売上高の市場占有率は、スマートフォンが88%、TVが7%を占めた。特に、TVの売上高占有率は、前年同期比5%増加となり、OLED TV市場が大きく成長していることが分かる。

JOLED、世界初の印刷方式で21.6型OLED生産開始
JOLEDは、RGB印刷方式では世界発となる21.6型4K OLEDパネルを開発し、4月よりサンプル出荷を介したと17日発表した。 JOLEDがRGB印刷方式で開発したパネルの厚みは1.3mm、重量は500g、ピーク輝度は350cd/m2、コントラスト比は1,000,000:1である。JOLEDによると、このパネルは医療用モニターに採用された。

Samsung Display、世界初の9.1型ストレッチャブルAMOLEDを公開
韓国Samsung Displayが世界初のタッチ機能付き9.1型ストレッチャブル(Stretchable)AMOLEDをSID 2017で公開し、世界最高のAMOLED技術力を見せつけた。Samsung Displayは、SID 2017のシンポジウムで『9.1-inch stretchable AMOLED display based on LTPS technology』というタイトルの論文発表とともにSamsung Displayブースの未来型ディスプレイ(Future Display)ゾーンにて実物を展示し、来場者の大きな関心を集めた。

[SID 2017] プレミアムTV市場、LCD vs. OLED競争再点火
2017年のプレミアムTV市場は、韓国LG ElectronicsによるOLED TVの販売量増加とソニーによるOLED TV市場への参入で、最初はOLEDが機先を制するように見えた。しかし、代表的なLCD製造会社である台湾AUOから、プレミアムTV市場においてLCDがOLEDより有利という発表があり、再びOLED TVとLCD TVの間に市場占有をめぐる競争が激しくなることが予想される。

LG Display、「SID 2017」で次世代ディスプレイを多く公開
韓国LG Displayは5月23日から26日まで米ロサンゼルスコンベンションセンター(Los Angeles Convention Center)で開催される「SID 2017」展示会に参加し、未来のディスプレイ製品を多く公開する。『Our Technology, Your Innovation』をテーマにブースを設置し、OLED TV、IT & Mobile、Automotiveなど、三つのゾーンでLG Displayならではの独創的な製品を展示する。

Samsung Display、「SID 2017」で画面を自由に伸縮できるディスプレイなど、最先端の製品を公開
韓国Samsung Displayが世界的権威を持つディスプレイ専門学会SID(The Society for Information Display)が主催する「SID 2017」展示会に参加し、最先端の未来型ディスプレイ製品を公開する。
Samsung Displayは、5月23日(現地時間)米ロサンゼルスコンベンションセンターで開幕する今回の展示会で、画面を自由に伸縮できる(Stretchable)ディスプレイをはじめ、眼鏡不要の3D OLEDなど今まで公開したことのない最先端の未来型ディスプレイ製品を展示する。

TADFの創出者となる安達千波矢先生を訪問
2010年、NatureにTADF(Thermally Activated Delayed Fluorescence、熱活性化遅延蛍光)関連論文が初めて掲載された九州大学の安達研究室を訪ねた。安達先生は教授というより大学院生のような素朴な第一印象だった。

BOEとTianmaなど、Samsungを追撃する中国パネルメーカーの中小型AMOLED生産開始
中国BOEは5月5日、中国成都にある第6世代フレキシブルAMOLED生産ラインB7について、量産稼働を開始したと公式に発表した。中国での第6世代フレキシブルAMOLED生産は、今回初めてで、中国政府の大々的な支援による歩留まりロスの影響が少ない特殊な量産状況から、韓国Samsungが独占していた中小型AMOLED市場に大きい変化をもたらすと見られている。

SamsungとLG Display、OLEDで「今年のディスプレイ賞」を受賞
韓国Samsung Displayと韓国LG Displayは、世界最大ディスプレイ学界である情報ディスプレイ学界(SID)で、OLED技術力を認められたと18日に発表した。SIDが授与する「今年のディスプレイ産業賞(DIA、Display Industry Awards)」には、Samsung DisplayのQuad-EdgeフレキシブルOLEDが、「今年のディスプレイ(Display of the Year)」にはLG Displayの65型UHD壁紙OLED TVパネルが選ばれた。

2017年、OLED TV元年になるのか?
5月16日、LG Signature TV Wは、米消費者専門メディアであるConsumer Reportsから、TV部門評価で89点を獲得した。この評価は、歴代最高点として、同年4月に「今直ぐ買わなければならない最高の4K TV(Best 4K TVs to Buy Right Now)」部門で88点を獲得し、1位となったLG OLED TV(OLED65C7P)の記録を追い越したのだ。

International TADF Workshop開催
第1世代の蛍光材料技術と第2世代のりん光材料技術に引き続く第3世代の発光材料技術であるTADF(Thermally Activated Delayed Fluorescence、熱活性化遅延蛍光)技術に関するInternational Workshopが2017年7月19日から21日まで九州大学で開催される。

Merck、SID 2017でディスプレイのための未来志向型素材を公開
ドイツMerckは、5月21日に開催されるSID Display Week 2017で、新しいディスプレイ技術と今後のプロジェクトを公開すると明らかにした。 Merckは『The Perfect Pixel – Advanced materials for display and beyond』をテーマに、幅広い製品及びサービスポートフォリオを展示する予定である。

AMOLED用発光材料市場、1,000億円(1兆ウォン)時代へ
OLEDを採用したGalaxy Sシリーズの成功。米国AppleもiPhoneにフレキシブルOLEDの採用決定。中国スマートフォンメーカーのOLED需要が急増と、OLED市場が活況だ。
MWC 2017において13社がOLEDを採用したスマートフォンを出品した。世界最大のスマートフォン市場である中国で市場拡大している中国Huawei、中国Oppo、中国Vivo, 中国Xiaomi、中国ZTEなどのメーカーもOLEDスマートフォンの採用に積極的に取り組んでいる。

ソニー、AMOLED TVを6月10日から本格的に販売開始
ソニーは、1月にCES 2017で公開した4K BRAVIA AMOLED TV A1Eシリーズの中で、55型と65型の2モデルを6月10日から日本で販売を開始すると8日に明らかにした。今回ソニーが発売するBRAVIA AMOLED TVには、韓国LG DisplayのWRGB AMOLED、4K高画質プロセッサーX1 Extreme、画面が振動しながら発音するAcoustic Surface技術が採用された。予想販売価格は、55型が50万円、65型が80万円で設定されている。また、77型の発売も計画中で、今年秋に発売する予定だ。

発光材料メーカーの競争力
UBI Researchは、主要発光材料メーカー9社による2016年実績と韓国内で出願又は登録された特許件数、ディスプレイメーカーの量産製品に供給を行っている材料数、2017年営業力予測に基づき、競争力を分析した。(出所:2017 AMOLED発光材料市場レポート、UBI Research)

Fraunhofer FEP、OLEDマイクロディスプレイを採用し、高精密光学指紋センサーの開発に成功
ドイツFraunhofer FEPは、先日の5月4日に、プレスリリースてOLEDマイクロディスプレイを採用し、高精密光学指紋センサーの開発に成功したと明らかにした。Fraunhofer FEPは、OLED-on-Silicon技術を基に、様々な用途に採用できるOLEDマイクロディスプレイを開発してきた企業で、OLED-on-Silicon技術は、マイクロチップにOLEDを光源とする高精度な設計が可能であり、フォトダイオードのような追加センサーと統合することができる。

LG Electronics、プレミアムTV市場「価格競争力ではなく製品競争力に集中」
韓国LG Electronicsは、4月27日に行われた2017年第1四半期電話会議で、今後のプレミアムTV市場では、価格競争ではなく、製品競争力に集中することを明らかにした。この日、質疑応答時間で「OLED TVとプレミアムTVの販売戦略」に関する問い合わせに、LG Electronics HE(Home Entertainment)事業部のハ・ジンホ常務は「プレミアムTV市場で、OLEDの立地を促進していく。プレミアムTV市場で求められる競争力は、価格競争力ではなく製品競争力だ」と今後の戦略について語った。

米Consumer Reports、今年発売されたプレミアムTV評価で食い違い
米国消費者専門メディアであるConsumer Reportにより、韓国LG DisplayのOLED TVは、今直ぐ買わなければならない最高4K TV部門で1位となり、韓国Samsung ElectronicsのQLED TVは、10位となった。