投稿

サムスンギアS3 vsアップルウォッチ2の全面戦争

アップルが7日(現地時間)、iPhone 7と7プラスとアップルウォッチ2を公開し、先の 31日(現地時間)に公開されたサムスンのギアS3と全面戦争を繰り広げることになった。 ギアS3は発売日が未定だが、Appleウォッチ2との全面戦争を避けることができなくなった。

アップルウォッチ2は、水深50メートルまでの防水となる防水機能を強化し、GPSユニットが追加され、位置情報利用と運動追跡機能も強化された。 特に全世界的に突風を巻き起こしたナイアンティックの人気モバイルゲーム「ポケモンGO」アプリが基本搭載される。

ステンレス素材のアップルウォッチ、エルメスとの共同制作「アップルウォッチエルメス」、ナイキとの協力製品である「アップルウォッチナイキ 」など4種のアップルウォッチ2を発表した。

サムスンのギアS3は、GPSが搭載されて、高度、気圧、速度計に様々なレジャー活動や運動をする際に便利な機能が追加され、サムスンページも追加搭載されることによって、様々な利便性が増加された。 また、電池の消耗を最小限に抑え、主な内容を画面に表示する「常時オンディスプレイ(AOD)」も装備されて時計本来の機能に充実であることが可能になった。

また、伝統的な時計の感性を盛り込んだスタイリッシュなデザインと前作よりも強化された回転ベゼルの直感的なUIで視線を集めている。

両方のスマートウォッチともOLEDディスプレイを搭載し、1000 nits以上の最大値の明るさを実現して、明るい屋外でも様々な情報を鮮明な画面で確認できるように実装化した。 特にアップルウォッチ2は、前作の450 nitsの倍以上、ギア3も前作に比べ400nit以上の明るさを強化した。
現在のスマートウォッチ用AMOLEDパネルはサムスン電子のスマートウォッチ用flexible AMOLED panelは、サムスンディスプレイ単独で供給しており、アップルウォッチ2のflexible AMOLED panelは、サムスンディスプレイとLGディスプレーで供給すると言われている。

061912-1030x579

一方、UBIリサーチによると、スマートウォッチ用AMOLEDパネル市場は、2020年まで年平均約14%成長し、1億台以上の市場を形成するものと見ている。

サムスン電子、Note 7互換性のあるVR発売…視野角•目の疲労を改善

 

Gear VR(Source = Samsung)

Gear VR(Source = Samsung)

 

サムスン電子が視野角と使いやすさを改善し、互換性を広げたバーチャルリアリティ・ヘッドセット「ギアVR(Gear VR)」を19日、国内発売する。

今回の新製品「ギアVR」は、レンズの直径が従来の38mmから42mmに拡大されている。

視野角が96度から101度広がって、より鮮明で没入度の高いバーチャルリアリティを楽しむことができ、目の疲労も改善されるというのが、サムスン電子の説明である。

「ギアVR」は、Galaxy Note 7と互換性のあるUSBタイプ-Cポートを採用した。

付属のmicro USBポート用ジェンダーを活用してGalaxy ノート5、Galaxy S7 Edge、Galaxy S7、Galaxy S6 Edge+、Galaxy S6、Galaxy S6 Edgeも連結して使うことができる。

既存の「ギアVR」に充電機能のみを提供していた外付けUSBハブは、 外付けメモリや外付け入力機器との接続も可能となった。

ギアVRの内外を洗練されたブルーブラック色に変更し、VRコンテンツを視聴する際に光の反射を改善した。

機器の操作もさらに便利になった。

従来の「戻る」ボタンの横に「ホームボタン」が追加され、VRコンテンツ鑑賞中でもメイン画面であるオキュラスホーム画面に簡単に移動することができる。

新しくなった「ギアVR」は、デジタルプラザ、ハイマート、電子ランド、Eマートなど、全国1,100以上の店舗とサムスンWAドットコムはもちろん、オープンマーケットを含むオンラインでも購入することができる。

出庫価格は従来のギアVRモデルと同じ12万9,800ウォンである。

サムスン電子は、「ギアVR」をより多様に楽しむことができるコンテンツインフラも持続的に拡大していく。

オキュラスストアでゲーム、教育、ソーシャルなど、多様なカテゴリの300種のコンテンツを楽しむことができる。

特に、「リオVR」アプリで、リオオリンピック9種競技の主要VR映像をテレビで楽しむことができ、22日の閉幕式もVR生中継でギアVR顧客に提供する。

開幕式の主なシーンは、デジタルプラザ店舗でもギアVRで視聴できるようにする予定である。

サムスン電子は来月、360度の動画コンテンツサービス「Samsung VR」アプリをオープンして「ギアVR」ユーザーに様々な仮想現実コンテンツを提供する予定である。

サムスン電子の関係者は、「今回リリースする「ギアVR」の強化されたハードウェアとソフトウェアを通じて、利用者に優れた没入感とともに、最高のバーチャルリアリティ体験を提供する」とし、「今後もコンテンツ連携サービスをさらに強化して、バーチャルリアリティの生態系の拡張に力を注いでいく」と述べた。

「ギアVR」の詳細については、サムスン電子のオンラインサイト(http://www.samsung.com/sec/gear)で確認できる。

2016上半期有機ELウェアラブル、スマートウォッチがすっぽり入りVR・スマートバンドが主流

リスボン・ロックフェスティバルに設けられたGalaxy ・アドベンチャーパークで、サムスン電子のモデルがVRバンジージャンプをしている。 (出典=サムスン電子)

リスボン・ロックフェスティバルに設けられたGalaxy ・アドベンチャーパークで、サムスン電子のモデルがVRバンジージャンプをしている。 (出典=サムスン電子)

Hyunjoo Kang / jjoo@olednet.com

 

今年上半期の有機ELウェアラブル機器市場は、前年同期とは異なり、スマートウォッチ部門は静かだったのに対し、バーチャルリアリティ(VR)機器とスマートバンドが主流を成した。

UBIリサーチの調査によると、今年上半期に公開された有機ELウェアラブル機器のうち、VR機器(有機ELディスプレイを直に搭載したり、有機ELのスマートフォンを挟んで使うことができるVR機器)は、6種。スマートバンドは4種である。

2015年上半期に公開された有機ELウェアラブル機器は、スマートウォッチ5種とスマートバンド3種である。これは、スマートウォッチの新製品がほとんど出ていない今年の上半期と対照的である。

VR部門はオキュラスが去る1月、サムスンディスプレイの有機ELを搭載したVR機器である「オキュラス・リフト」の発表を皮切りに、ソニー、HTC、DeePoonなどが、消費者家電見本市(CES)のような国際展示会で新製品を続々と公開した。最近、サムスン電子は、ニューヨーク・Galaxy Note 7アンパックイベントで、Galaxy Note 7と連動されている新しい「ギアVR」製品を発表し、これに力づけられ、第3四半期にもVRの熱気が続く見込みである。

上半期のスマートバンド部門は、サムスン電子の「ギアフィット2」、シャオミの「ミーバンド2」、Fitbitの「アルタ」などが発売され、市場を盛り上げた。

今年上半期に発表された有機ELスマートウォッチの新製品は、中国GEAKが、5月の「CESアジア2016」で展示した有機ELとE-Paperデュアル・ディスプレイの「GEAK Watch3世代」が唯一であったが、それさえも市場に出てこなかった。

スマートウォッチ市場がこのように停滞を見せているのはバッテリの短い寿命、有用なアプリケーションの不在などにより、消費者の心をつかめないことが要因として指摘されてきた。

しかし、第3四半期、サムスン電子とAppleのスマートウォッチの新製品が発表されることが知られ、この市場が再び活気づけられるものと期待されている。

サムスンは9月、ベルリンで開かれたIFA 2016で「ギアS3」を公開することがわかっており、Appleも9月に「Appleウォッチ2」を発表するという噂がある。実際にAppleは、6月の世界開発者会議(WWDC)で、速度と機能を強化したスマートウォッチ用の新しいOS「Watch OS 3」を公開したこともあり、期待が集められている。

Galaxy Note 7、スマートフォン初の明るさ1,000cd/㎡突破

Galaxy Note 7が明るさ1,000cd/㎡を突破した。

Galaxy Note 7が明るさ1,000cd/㎡を突破した。

 

サムスン電子の新製品Galaxy Note 7(Galaxy note 7)のディスプレイが、スマートフォンで初めての明るさ1,000cd/㎡(横・縦1メートルの平面にキャンドル1000個をつける程度の明るさ)を突破したとサムスンディスプレイが10日発表した。

Galaxy Note 7は、ディスプレイの専門機関であるディスプレイメイトの画質評価で、総合スコア「Excellent A」の評価を獲得した。ディスプレイメイトが公開した評価結果によると、Galaxy Note 7は、主要な評価項目である、明るさ、屋外視認性、色表現力など、歴代最高レベルを記録したことが分かった。

Galaxy Note 7は、5.7型QHD(2560×1440)有機ELを搭載し、解像度とサイズの面で前作のノート5と同じスペックを維持しているが、明るさ、反射率などの屋外視認性に関連する性能は大幅に改善されたことが分かった。

スマートフォンは、他のIT製品に比べて屋外で使用している場合が多く、明るい太陽光の下でも画面がはっきり見える程度である屋外視認性が重要である。屋外視認性は、ディスプレイの明るさと反射率に最も大きな影響を受ける。ディスプレイメイトによると、Note 7の最大輝度は1,048cd/㎡と測定されており、前作のGalaxy ノート5の861cd/㎡より22%近く上昇した。

Galaxy Note 7は、画面視聴を散漫させ、目に疲労度を高める要素である画面の反射率も持続改善し、ノートシリーズの中で歴代最低である4.6%を達成し、無限大に至るコントラスト比などにより、屋外でも優れた可読性を確保したというのがサムスン電子の説明である。

Galaxy Note 7は、モバイル(HDR High Dynamic Range)技術を搭載した。人の目は暗闇の状態である0cd/㎡から数万cd/㎡まで多様に認識するのに比べ、ディスプレイはそれよりはるかに狭い領域の明るさを表現することができ、その中に自然な場面を表わすことは難しかった。HDRは、画面の暗い部分はより暗く表現し、明るいところではより明るく表現し、画質を向上させる技術として、現在プレミアムUHDテレビを中心に使用されている。

特に、今回の評価では、Galaxy Note 7は、DCI-P3の色表現領域で満足度97%という最高レベルの記録を達成し、約80%レベルであるLCDベースの製品よりも優れた画質性能を誇示した。

サムスン電子、Galaxy Note 7公開…改善されたSペンと虹彩認識機能など

サムスン電子がGalaxy Note 7を公開

サムスン電子がGalaxy Note 7を公開

 

サムスン電子が2日(現地時間)、アメリカニューヨークで「サムスンGalaxy アンパック」イベントを開き、「Galaxy Note 7(Galaxy Note 7)」を公開した。

「Galaxy Note 7」は、シリーズの6番目であるが、数字「6」をスキップし、最終的「7」に製品名を指定したが、これは上半期に発売された「Galaxy S7」と数字を統一して、より簡単に一貫性をもって顧客とのコミュニケーションするためである。

「Galaxy Note 7」は、ノートシリーズ初のIP68の防水・防塵機能を提供し、改善されたSペン(Pen)を搭載した。

サムスン電子のスマートフォンとしては初めて「虹彩認識」機能を搭載し、「サムスン・ノックス(Knox)」と虹彩認識を組み合わせ、業界最高レベルのセキュリティソリューションを提供する。

特に虹彩認識を利用してログインや認証サービスが可能な「サムスン・パス」機能が搭載され、便利なモバイルバンキングサービスも対応する。

個人のデータ、アプリケーションを分離された空間で管理することができる「セキュリティ・フォルダ」機能を通じて、日常でスマートフォンをより安心して使用することができるようにした。

ノートシリーズ初の前面に Edgeディスプレイを採用するとともに、上下左右と前後面の両方の対称をなす Edgeデザインを適用して、大画面にもかかわらず片手で快適に使用できる最適のグリップ感を提供する。

「Galaxy Note 7」は、HDR(High Dynamic Range)ビデオストリーミング対応で、最高のエンターテイメント体験を提供する予定である。Always On Displayもアプリケーションの通知、ミュージックコントロールなどの機能が大幅に強化された。

同時に新発売になった「ギアVR」は、視野角を改善し、製品の外部にUSBタイプ-Cポートも搭載して外付け機器の接続も可能となった。

消費者は、このような「Galaxy Note 7」の革新的な多様な機能を通じて、それまでスマートフォンに期待していた使いやすさの両方を経験することができる。

サムスン電子の無線事業部長コ・ドンジン社長は、「サムスン電子は、大画面とSペンを採用したGalaxy ノートシリーズを通じて、スマートフォン市場に新たな基準を提示し、ファブレットのカテゴリをリードしてきた」とし、「今回新発売するGalaxy Note 7は、ファブレット市場での独歩的地位をもう一度確認し、消費者により革新的な使いやすさを提供する」と述べた。

サムスン電子の第2四半期の営業利益8.14兆ウォン…ディスプレイ、営業利益1400億ウォンで黒字転換

Samsung Elec.が第2四半期の実績を発表した。 (出典= Samsung)

 

サムスン電子(Samsung Elec.)が、2016年第2四半期に連結基準で売上高50.94兆ウォン、営業利益8.14兆ウォンの実績を記録したと28日発表した。

売上高は前年同期48.54兆ウォンに比べて5%増加し、営業利益は前年同期6.9兆ウォンに比べて18%増加した。前四半期に比べると売上高は2%増加し、営業利益は22%増加した。

セット事業は、前年同期はもちろん、前四半に比べて実績が大幅に改善され、顕著な回復の傾向を記録した。IMは、Galaxy S7とS7 Edgeの販売好調が実績改善を引っ張った。

CEは、SUHD テレビ、シェフコレクション冷蔵庫、無風エアコン、アドウォッシュ/アクティブウォッシュ洗濯機などのプレミアム製品の販売好調により、実績が大幅に増えた。

部品事業は、全体的な部品価格の下落などの要因によって前年同期比の実績が減少したものの、前期比では実績が改善された。

半導体は、モバイルとSSDを中心に需要が増加した中で、20ナノDRAMとV-NAND、14ナノモバイルAPなどの差別化された製品の競争力によって堅調な実績を達成した。

ディスプレイは、LCDの歩留まりが安定して有機EL稼働率も増加して実績が黒字転換した。

第2四半期には、韓国ウォンが、ドル、ユーロなどの主要通貨に比べて強勢を見せながら、部品事業を中心に前期比約3千億ウォンレベルの否定的な影響が発生した。下半期には堅調な実績が続くものと予想される。

部品事業は、需給の安定化の中、高付加製品の販売拡大に上半期に比べ実績が改善されるものと期待される。

セット事業は、新製品発売の拡大などにより、マーケティングコストの増加が予想されるが、前年比実績成長勢を持続すると予想される。

特に、第3四半期は、部品事業がメモリとLCDの需給が改善される中、有機ELの実績が堅調な傾向を維持するものと予想され、セット事業はCEがオフシーズンの影響を受ける中で、IMが新製品の発売と市場競争の激化によってマーケティングコストが増加するものと予想される。

第2四半期の設備投資は、4.2兆ウォンであり、事業別では、半導体に2.0兆ウォン、ディスプレイに1.6兆ウォン規模である。上半期累計では8.8兆ウォンが実施された。

2016年全体の設備投資計画はまだ確定していないが、前年比小幅増加すると予想される。来年にはスマートフォン用有機ELパネルのV-NAND SSDの需要が大幅に増加することが予想される中、今年の投資は、有機ELとV-NANDの増設に集中するものとみられる。

第2四半期の半導体は、メモリとシステムLSIの両方で堅調な実績を達成し、売上高12兆ウォン、営業利益2.64兆ウォンを記録した。

第2四半期のメモリー市場は、モバイルとSSDを中心に需要が増加した中、サムスン電子は、継続的なプロセスの切り替えに伴うコスト削減によって前四半期に続いて堅調な実績を達成した。

NANDの場合、サーバー用大容量SSDに対する需要増持続と中華圏携帯電話メーカーの大容量ストレージ需要の増加に対応する一方、48段V-NANDの供給拡大によって実績を改善した。

DRAMは、モバイルとサーバー用20ナノ製品の販売増加により堅調な実績を達成した。

下半期のメモリー半導体市場は、全応用先の大容量化の傾向が持続し、業況がさらに安定することが予想される中、サムスン電子は、大容量プレミアム製品の競争力を強化し、実績改善に持ち込む計画である。

NANDは、サーバー、モバイル応用先で大容量製品の需要が増加しながら、需給が持続改善されると予想される。サムスン電子は、業界唯一の48段V-NANDの供給を拡大し、収益性をさらに高めていく計画である。

DRAMも堅調な市場の需要が続くと予想され、プロセスの成熟化が完了した20ナノプロセスに基づいて高付加ソリューションの供給を拡大していく計画である。

システムLSI事業は、プレミアムスマートフォンに搭載された14ナノモバイルAPの需要好調と、1300万以上の高画素イメージセンサーの販売拡大により前期比実績が改善された。これまで進めてきたファウンドリ顧客の多様化と中低価格のモバイルAPラインナップ強化戦略の成果である。

下半期にもサムスン電子は14ナノ以下の最先端プロセス技術のリーダーシップを維持し、取引先と製品の多様化により売上の堅調勢を持続する予定である。

 

□ ディスプレイパネル(Display Panel)

第2四半期のディスプレイ事業は、売上高6.42兆ウォン、営業利益0.14兆ウォンを記録した。第2四半期は有機ELの販売拡大、LCD新工法の歩留まり改善と大型テレビ向けパネルの販売増加により前期比実績が改善された。

下半期にもディスプレイ事業は、実績の改善を続けるものと予想される。有機ELの場合、市場の需要が増加するものと予想される中、フレキシブル、高解像度などの高付加価値モジュールの販売拡大を通じて実績の改善を継続し、LCDの場合、需給改善の中でUHDと超大型など、高付加モジュールの販売拡大を通じて実績を向上させる予定である。

特に有機ELパネルの場合、先制的投資と技術開発を通じて、市場を開拓してきており、フレキシブル量産を通じて技術的に一段階跳躍し、市場をさらに拡大させてきた。今後も、外部の顧客の販売を拡大し、革新的な製品の開発も継続していく計画である。

 

IM (IT & Mobile Communications)

第2四半期のIM部門は、売上高26.56兆ウォン、営業利益4.32兆ウォンを記録した。

第2四半期の無線事業は、Galaxy S7とS7 Edgeの販売好調により前期比実績が増加した。

特に、Galaxy S7製品群のうち、 Edgeの販売比率が50%を上回った点と、モデルの効率化を通じてGalaxy A/Jシリーズのような中低価格のスマートフォンの収益が前四半期の水準を維持した点が実績改善に役立った。

Samsung Elec. が、昨年から本格的に推進してきたモデルの効率化と、継続的な製品競争力の強化に対する努力が、今年の初めから効果が可視化され、第2四半期連続で前年比改善された実績の流れをみせている。

シーズンである下半期は、スマートフォンやタブレットの需要が成長するものと予想されるが、市場の競争もさらに激しくなるものと見られる。

Samsung Elec. は、下半期にもプレミアムモデルの堅調な売上勢を維持し、継続的なラインナップの効率化を通じて、前年同期比実績の改善傾向が続くことができるように努力する計画である。

一方、第3四半期はシーズン入りで、スマートフォンやタブレットの需要が前期比成長するものと予想される。

サムスン電子は、大画面のフラッグシップモデルの発売、Galaxy S7とS7 Edgeの持続販売は、プレミアムスマートフォンの販売好調を維持し、中・低価格スマートフォンの販売拡大と、中国特化モデルGalaxy Cシリーズ販売の本格化により、前期比スマートフォンの販売量を増やす計画である。

ただし、オンシーズンに伴う競争の激化やマーケティングコストの増加などが、利益に多少影響を与えるものと予想される。

ネットワーク事業は、主要な取引先のLTE投資拡大により第2四半期の実績が改善され、第3四半期にもLTE増設事業の受注などを通じて売上拡大を積極的に推進する予定である。

 

□ CE (Consumer Electronics)

第2四半期のCE部門は、売上高11.55兆ウォン、営業利益1.03兆ウォンを記録した。テレビや生活家電ともに前年比実績が改善された。

テレビの場合、新製品の本格的な発売と、グローバルスポーツイベントの特殊効果によって、SUHDテレビやカーブドテレビなどのプレミアム製品の販売が拡大された。

生活家電も、シェフコレクション冷蔵庫、無風エアコン、エドウォッシュ/アクティブウォッシュ洗濯機のようなプレミアム製品の販売が実績を牽引した。

サムスン電子は、多様な消費者のニーズを反映した革新的な製品の開発に注力しており、顧客の接点で効果的なマーケティングなどの努力を通じて全製品において安定した実績成長を続けている。

下半期のCE製品市場は、ヨーロッパと成長市場の消費心理萎縮と景気低迷の持続により、市場の需要は鈍化するものと予想される。

サムスン電子は、テレビの場合、量子ドット技術を強調したSUHDテレビマーケティングの強化と、取引先とのプロモーション企画を通じ、前年比の売上成長と収益性の改善を推進する方針である。

生活家電は、新しい経験を提供する革新的な製品の発売を拡大してB2B事業も強化し、持続的な成長を推進する計画である。

 

サムスンディスプレイ、20〜30k Gen5.5 rigid 有機ELラインの増設急ぐ…中国の需要爆発

Source = Samsung

Picture Source = SDC

Hyunjoo Kang / jjoo@olednet.com

サムスンディスプレイ5世代有機ELライン増設が必要であると分析される。

サムスンディスプレイが急増している有機ELスマートフォンの需要に対応するためにはGen5.5 rigid 有機ELラインの追加増設と、V1ラインの移設が避けられないものと分析される。

現在、中国のスマートフォン用有機EL需要は爆発的である。UBIリサーチの調査によると、中国で来年までに必要とする量は2億枚にも達する。

したがって、サムスンディスプレイはA2工場でより多くの有機ELパネルを生産するために、透明有機ELを製造するV1ラインをLCD用Gen8の工場であるL8に移動する必要があると判断される。

有機EL用V1ラインはGen8装置で製造されたTFT基板を6分割して使用してきたので、V1ラインをこのGen8の工場に移転することがパネルの生産と物流管理のうえで最も望ましいものと考えられる。

UBIリサーチのイ・チュンフン代表は、「中国の今後のモバイル有機ELの需要はBOEなど、中国の主要パネルメーカーが供給するには不可能な量であることはもちろん、サムスンディスプレイでも現存する量産ラインでは、十分な供給が容易ではない」とし、 「このためにサムスンディスプレイは、少なくともGen5.5のA2ラインに20~30k規模の有機EL量産ラインの増設が必要になるであろう」と予想した。

 

 

 

[Analyst Column]有機ELができなければ、QLEDはありえない!

QLEDが次世代テレビ技術でイシューとなっている。 (写真出典= Samsung Elec.)

 

UBIリサーチの主席アナリスト、イ・チュンフン

 

最近、QLEDが次世代テレビ技術でマスコミでイシューとなっている。サムスン電子が、現在販売中のSUHDテレビの次期製品でQLEDテレビを指定したためである。しかし、QLEDテレビ用ディスプレイがelectroluminescence quantum dot技術を利用する製品であれば、ディスプレイのことについて知らないにもほどがある。

Quantum dot技術を利用するディスプレイは、光を出すメカニズムに基づいて2つに分類される。 photoluminescence quantum dotと、electroluminescence quantum dot技術である。photoluminescence quantum dot技術とは、外部の光によって刺激された物質がもう一度光を出すメカニズムで、現在LCDテレビに適用されているQD技術である。

バックライトから出る青色の光にquantum dot sheetを付けてバックライト・ユニットに使用している製品で、サムスン電子SUHDテレビがまさにこの製品である。photoluminescence quantum dotは色再現範囲が広く、NTSC基準110%以上の光を表現することができ、LCDテレビとしては最高の製品であることに間違いない。別のphotoluminescence quantum dot技術としては、color filterにquantum dotの物質を分散させて色を表現する方法を開発中である。

これに比べてelectroluminescence quantum dot技術は、電気を加えたとき、自ら光を出す自発光物質として有機ELと類似している。光を出す材料のみ無機物で、構造は有機ELと似ている。有機ELは、光を出すため正孔がHIL層を介して電極から入って来て、この正孔がHTL層を通じて発光物質に到達する。

電子がEIL層とETL層を経て発光材料に到着すると、電子と正孔によってエネルギー準位が急上昇した発光材料は、不安定な状態から脱するために光を発散して基底状態に戻る。HILとHTL、EIL、ETL層が有機ELに必要な理由は、電子と正孔が発光材料に到達するためのエネルギー準位の調節機能をするからである。

したがってelectroluminescence quantum dotが光を出すためには、有機ELと同様に、HILとHTL、EIL、ETL層が必要である。electroluminescence quantum dot技術を開発しているサイエンティストたちは、HILとHTL、EIL、ETL材料は、有機EL用を用いている。まだ専用の材料が開発されておらず、技術レベルはまだ初歩の段階である。技術という領域というより、まだ科学という領域に属しているのである。

さらにelectroluminescence quantum dotは溶液に分散させてプリンティングする方式を用いており、ink-jetまたは類似の危機の開発が不可欠である。もちろん、HILとHTL、EIL、ETLも溶液で塗布しなければならない。

ここで気になる点は、サムスン電子が言っているQLEDテレビがphotoluminescence quantum dotを使用している既存のQD技術であるか、electroluminescence quantum dotを使用している技術であるかである。一般的にQLEDはelectroluminescence quantum dot技術を意味するので、サムスン電子が本当にelectroluminescence quantum dotを使用しているQLEDテレビを数年以内に販売することができれば、科学の新記録を樹立する地上最高の革新企業になるに違いなく、非常に期待がされている部分である。

しかし、有機ELの発光物質を開発している材料メーカーはナンセンスだと一蹴している。溶液工程で製作する有機EL用発光材料と、HIL、HTL、EIL、ETL材料もまだ確実に開発されておらず、商用化には5年ほどの時間がかかるであろうとみているが、QLEDを数年以内に具現することは不可能であるということがメーカー共通の声である。QLED専用HIL、HTL、EIL、ETL材料は、まだ開発されていないのが業界の現実である。

プリンティング用機器においても、まだ商用化された製品がない。electroluminescence quantum dot技術を開発する学界でも、ようやく可能性がみえた程度であるとされている中、先走りすぎていると指摘している。

QLEDをするためには、経由するステップがある。溶液プロセスを用いるQLEDが商品化されるには、少なくとも溶液プロセス有機ELが出現してから次に進むしかない。有機ELが商品化されるまで到達した履歴を見ると、早くても10年かかる。

有機ELでテレビを作れないサムスン電子が、QLEDで3年以内にテレビを作ると語ったことについて、「さすがサムスンだ」と感心するべきか、それとも「どうしたサムスン?」と思うべきなのか……。

“삼성 QLED TV 출시, 향후 5년간 쉽지 않을 것”

Source = Samsung Elec.

QLED TV 양산이 향후 5년간 쉽지 않을 것이란 전망이 나왔다. (Source = Samsung Elec.)

강현주 / jjoo@olednet.com
삼성전자의 양자점발광다이오드( QLED ) TV 출시가 향후 5년간 쉽지 않을 것이란 전망이 증권가에서 나왔다.
하이투자증권 정원석 애널리스트는 20일 “퀀텀닷 물질을 발광원으로 사용하기에는 화소 증착, 퀀텀닷 효율 개선, 균일성등 아직 풀어야 할 기술적 난제가 많아 현실적으로 향후 5년 내 출시가 쉽지 않아 보인다”며 “오히려 삼성전자는 기존의 퀀텀닷 TV 전략을 더욱 확대할 가능성이 높다”고 내다봤다.
최근 삼성전자가 QLED TV로 방향을 잡았다는 기사가 보도되자 삼성전자에 퀀텀닷용 배리어 필름을 납품하고 있는 아이컴포넌트 주가가 급락했다며 “QLED TV에 대한 과도한 우려를 거두자”고 제안했다.
올해 삼성전자의 퀀텀닷 TV 출하량은 전년 대비 약 3~4배 증가한 350만대가량을 기록할 것으로 예상돼 삼성전자 퀀텀닷 TV에 전량 채택되고 있는 퀀텀닷용 배리어 필름 수요도 가파른 증가세를 나타낼 것이라는 게 그의 설명이다. 정 애널리스트는 올 하반기에 신제품 출시·계절적 수요 증가와 함께 퀀텀닷용 배리어 필름 출하가 더 확대될 것으로 보고 있다.
정 애널리스트는 “중장기적으로 플렉서블 OLED 시장의 가파른 성장으로 플렉서블 OLED 봉지용 배리어 필름 수요도 증가할 것”이라며 “특히 LG디스플레이는 올해 연말부터 중국 업체인 샤오미와 화웨이에 엣지 OLED 공급이 예상돼 아이컴포넌트 실적 개선에 긍정적 영향을 미칠 것으로 판단된다”고 했다.

삼성전자, 피트니스 웨어러블 기기 ‘기어핏2’ 사전판매

 

Gear Fit 2 (Source = Samsung)

Gear Fit 2 (Source = Samsung)

강현주 / jjoo@olednet.com

삼성전자가 더욱 새로워진 피트니스 웨어러블 기기 ‘기어 핏(Gear Fit)2’를 21일 오전 10시부터 사전 판매한다.

‘기어 핏2’ 사전 판매는 222대 한정으로 진행되며, 삼성 온라인 스토어(http://store.samsung.com/sec)에서 진행된다. 출고가는 19만 8,000원이다.

사전 판매는 블랙 색상 한정으로 진행되며 손목 둘레에 따라 스몰, 라지 사이즈를 선택할 수 있다.

사전 판매를 통해 구매한 고객 전원에게는 ‘기어 핏2’의 단독 MP3 재생 기능을 자유롭게 이용할 수 있도록 목걸이형 블루투스 헤드셋 ‘레벨 U 프로’를 증정한다.

지난 2일 미국 뉴욕에서 공개된 ‘기어 핏2’는 전작 ’기어 핏’ 보다 한층 강화된 피트니스 기능과 세련된 디자인으로 화제를 모으고 있다.

‘기어 핏2’는 자체 GPS센서가 탑재돼 스마트폰 없이도 사용자의 움직임을 정밀하게 인식하며, 걷기, 달리기, 자전거 등 5가지 종목을 자동으로 감지해 운동 상태를 실시간으로 측정해준다.

기상부터 수면까지 하루 24시간의 다양한 신체 활동을 지속적으로 기록해주기 때문에 효과적이고 체계적인 건강 관리가 가능하다.

‘기어 핏2’는 패션 아이템으로도 손색없는 세련된 디자인이 강점이다. 손목에 착 감기는 커브드 디자인은 사용자에게 편안한 착용감을 제공한다.

1.5형 수퍼 아몰레드 디스플레이는 야외에서도 또렷한 화면을 제공하고, 직관적인 피트니스 UX는 다양한 운동 정보를 쉽고 정확하게 전달한다.

‘기어 핏2’는 사용자가 운동을 보다 자유롭고 신나게 즐길 수 있도록 해준다.

약 2GB의 자체 메모리로 스마트폰 없이도 음악 파일을 최대 500곡까지 저장할 수 있으며, IP68 방수 등급으로 우천시에도 안심하고 야외 활동을 가능하게 한다.

운동 상황을 친구, 가족과 함께 공유하거나 비교하며 재미있게 즐길 수 있다. ‘기어 핏2’는 GPS를 활용한 다양한 특화 애플리케이션을 제공한다.

이 제품은 자체 GPS로 스마트폰 없이도 골프 코스 정보와 거리, 고저차 측정까지 가능한 ‘골프나비’를 무료로 제공하며, 아웃도어 포털 커뮤니티 ‘트랭글’과 연계해 자전거 기록 측정이 가능한 ‘바이크 타임어택’, 16개 국립공원과 1,500개의 등산로 정보를 담은 ‘등산 네비게이션’, 전국 1,800개의 코스 정보를 담은 ‘둘레길’ 등 국내 소비자들을 위한 다양한 애플리케이션을 선보인다.

‘기어 핏2는’ 24일 공식 출시 되며, 삼성전자 온라인 스토어, 디지털 프라자 등에서 판매할 예정이다.

삼성전자 관계자는 “혁신적으로 향상된 성능과 세련된 디자인을 겸비한 기어 핏2는 스포츠 매니아 뿐만 아니라 일반인들에게도 스마트한 운동 파트너가 될 것”이라며 “이번 사전 판매를 통해 기어 핏2를 가장 먼저 만나보시길 바란다”고 전했다.

‘기어 핏2’ 사전 판매 정보는 삼성전자 온라인 스토어 홈페이지(http://store.samsung.com/sec)에서 확인할 수 있다.

Portfolio Items