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ストレッチャブル（Stretchable）ディスプレイOLED、実用化を前倒し

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韓国のSamsung ElectronicsとLG Electronicsは、2013年からフレキシブルOLEDを採用したスマートフォンやスマートウォッチを発売し続けており、中国家電メーカーもフレキシブルOLEDを採用したた製品を発売し始めた。特に、スマートフォン業界の先導企業である米国Appleも、間もなくフレキシブルOLEDを採用したiPhoneを発売する予定で、フレキシブルOLED市場は今後一層拡大する見込みだ。

 

フレキシブルOLEDの形については、曲げられる（Bendable）ディスプレイから折り畳み式（Foldable）ディスプレイ、丸められる（Rollable）ディスプレイに変化すると予想されている。しかし、最近のディスプレイ業界では、これらを超えるような伸縮できる（Stretchable）OLEDの開発に挑んでおり、消費者の興味を引き付けている。

 

<OLED開発ロードマップ、出所：UBI Research>

 

ストレッチャブルOLEDは、フレキシブルOLEDが最終的に進化した形となり、ゴム紐のような伸縮性を持つOLEDを示す。

 

韓国Samsung Displayは、SID 2017でこのようなストレッチャブルOLEDを公開した。Samsung Displayの9.1型ストレッチャブルOLEDは、凸型（Convex）と凹型（Concave）を全て実現できる。当時のSamsung Displayは、凹型で画面が最大12mmまで伸びる状態においても、従来の画質を維持する技術を世界で初めて実現したと明らかにしたことがある。

 

<Samsung Displayが展示した9.1型ストレッチャブルOLED、参考：Samsung Display>

 

韓国LG Displayも、ストレッチャブルOLEDを開発する予定である。LG Displayは、先日6日に韓国高麗大学と共同でコンソーシアムを設立し、20%以上の伸縮性を持つバックプレーン（Backplane）、発光画素用材料、工程における源泉技術を4年間開発する予定と発表した。

 

他にも、伸縮性プラスチック基板材料、透明電極材料、伸縮性有機発光材料、伸縮性封止材料などを開発し、低温工程可能なTFT（Thin Film Transistor）と工程構造（Process Architecture）などを含む必須工程技術も確保する予定と付け加えた。

 

現在、ストレッチャブルに関する技術は、まだ量産には採用できない状況にあるか、もしくは延伸率が5%に過ぎないため、ストレッチング回数の繰り返しに制限がある。また、多くの源泉技術は海外企業が保有しているため、Samsung DisplayとLG Displayにおけるこのような動きは、後発メーカーとの技術格差を拡大するきっかけになると見込まれている。

 

ストレッチャブルOLEDは、形状に制限がないため、実用化した場合、従来のスマートフォンやタブレット、衣類、人間の肌など、様々な分野に採用できることから、今までとは異なる新しい領域のアプリケーションを創出すると期待されている。

LG Electronics、「OLEDフルビジョン」で 大きく鮮明な表示を実現

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<参考：LG Electronics>

 

韓国LG Electronicsが、下半期の戦略プレミアムスマートフォンにOLEDを採用する。

 

LG Electronicsは、18:9の画面比率（アスペクト比）のOLEDディスプレイを製品の前面に埋め尽くした「OLEDフルビジョン（OLED FullVision）」を下半期の戦略プレミアムスマートフォンに採用する。ディスプレイのサイズは、前モデルであるLG V20の5.7型より大きくなった6型の大画面だが、ベゼルを減らすため、製品サイズは小さくなる。

 

LG Electronicsは「世界最高のプレミアムTVとして認められたLG OLED TVのディスプレイ技術に基づき、スマートフォンにも別次元の視覚的な経験を提供する計画だ。数年間磨いてきたOLED技術で、次期戦略プレミアムスマートフォンならではの高級感のあるデザインを完成した」と述べた。

 

下半期の戦略プレミアムスマートフォンは、下段の回路と絶縁膜をパネルの背面に曲げて配置した「ベゼルベンディング（Bezel Bending）」技術を採用し、下段のベゼルを前モデルのV20に比べ約50%まで減少した。また、ディスプレイ表面の強化ガラスはデザインの一体感を強調するために、上下左右の端を曲面にして背面へ流れていく形に仕上げた。

OLEDフルビジョンは、QHD+(1,440X2,880)の解像度に最適化された画質のアルゴリズムで、写真やインターネットカラー規格のsRGB基準148%、デジタルシネマカラー規格のDCI-P3基準109%などの色再現性を徹底して追求した。

 

LG ElectronicsはOLEDフルビジョンについて「コントラスト比が高く、深くてリアルな画面を実現すると同時に、速い応答速度で動きが多い動画や画面の切り替えタイミングが速いゲームをする際に、残像が起きない迫力のある画面を提供する」と説明した。

 

また「利用者が常に持ち歩いているスマートフォンの特性を考え、ディスプレイの耐久性も一段階アップした」と述べた。

 

LG Electronicsは「OLEDフルビジョンは、プラスチック基板の上に画素を配置したP-OLEDを基盤とするため、ガラス基板のディスプレイに比べ衝撃に強い。前面ディスプレイの上に米国Corningの最新強化ガラス「ゴリラガラス5（Gorilla® Glass 5）」を装着し、ガラスが割れた時にガラスの破片が飛び散ることを防ぐ飛散防止（Shatter-resistant）技術も採用した」と付け加えた。

 

他にも「耐久性強化のために、ハードウェア及びソフトウェア技術を採用した。画素が空気に触れないように保護膜を施し、酸化を最小化に抑えた封止技術（Encapsulation）と使用頻度の高い画素を取り出すことで消費電力量を削減する画素スキャニングプログラムなど、数年にわたるLG ElectronicsのOLED技術を採用し、ディスプレイに生じやすいバーンイン（Burn-In、焼き付き）現象を最小化した」と説明した。

LG ElectronicsのMC事業本部長チヨ・ジュンホ社長は「LG OLED TVで検証された世界最高のディスプレイ技術を集約し、スマートフォンの高品格デザインと別次元の画質を提供する」と強調した。

LG電子、OLEDとNano Cell技術を前面に掲げたデュアルプレミアム戦略で国内TV市場に乗り出す。

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LG電子が「OLED TV」とNano Cell技術を適用した「スーパーウルトラHD TV」を前面に掲げたデュアルプレミアム戦略で国内TV市場攻略に乗り出す。

LG電子は、23日、ソウル市瑞草区良才洞所在の瑞草(ソチョ)R&Dのキャンパスで韓国営業本部長チェ・サンギュ社長、HE事業本部長グォン・ボンソク副社長など、最高経営陣が出席した中で「2017LG TV新製品発表会」を開いた。ここで、グォン・ボンソク本部長は、「OLED TVとNano cellを適用したスーパーウルトラHD TVで消費者選択の幅を広げ、プレミアムTV市場を拡大していく計画だ。」と強調した。

 

LG電子は、65型「LG signature OLED TV」(モデル名:OLED65W7)を、25日、国内に発売する計画である。出荷価額は、1,400万ウォンであり、77型(モデル名:OLED77W7)は、上半期中に発売される予定である。LG signature OLED TVは、壁と一つになるウォールペーパーデザインのOLED TVであり、設置時の厚さが65W7基準で4mm以下であることが知られている。LG電子は、ウォールペーパーデザインを完成するため、画面を除いた全ての部品やスピーカーを別途の「Innovation Stage」に分離したことを明らかにしながら、Innovation Stageは、4つの一般スピーカーと2つのウーファースピーカーを含めた4.2chスピーカーを搭載したと言及した。LG signature OLED TVは、CES 2017で、出品作のうち、たった一つの製品にのみ授与される最高賞(Best of the Best)を受賞した。LG signitureは、WシリーズとGシリーズ(OLED77/65G7)に適用される。

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<LG電子のsignature OLED TV W>

また、LG電子は、今年、新たにリリースされるLG ultra OLED TVに米国Dolby社の先端の立体音響システムである「Dolby ATMOS」を支援すると発表した。Dolby ATMOSは、画面に出てくる事物の動きや位置によって、音が使用者の前や後ろ、上から聞こえるように作ってくれる。例えば、主人公の頭上を飛行機が飛ぶ場合、音が視聴者の頭上から聞こえるようにしてくれることから、より立体的で事実的な空間感を提供する。

 

LG電子は、今年、Ultra OLED TV 5つのシリーズ10個モデル(77/65W7、77/65G7、65/55E7、65/55C7、65/55B7)を国内に新たにリリースする。Ultra OLED TV価格を55型は369万ウォンから500万ウォン、65型は740万ウォンから1,400万ウォンに設定した。

 

ほかに、LG電子は、Nano Cell技術を適用したスーパーウルトラHD TVの発売と様々な規格のHDR支援、ウェブOS 3.5適用などの計画を明らかにした。Nano cell技術を適用したスーパーウルトラHD TVの出荷価額55型が240万ウォン~360万ウォン、65型が450万ウォン~650万ウォンで、LG電子は、今年30余モデルのスーパーウルトラHD TVを発売することを明らかにした。

2017年プレミアム TV価格とソニーのオーレッド陣営への加勢によるプレミアム TVの市場構図は

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サムスン電子が、今回 CES 2017にて初めて公開したオーレッドテレビの Q7と Q8など、一部のラインアップについて、サムスン電子米国法人公式ホームページとアマゾンなどを通じて公開し、予約販売を行なっている。予約販売が進行中である製品は Q7ラインアップの55, 65, 75インチフラットテレビと Q7より高級型である Q8ラインアップの55, 65インチカーブドテレビで、65インチフラットテレビであるQN65Q7Fは16日アマゾン基準USD3,499.99ドル、65インチカーブドテレビであるQN65Q8CはUSD4,499.99ドルであることが調査で分かった。これはさる2016年に発売されたプレミアムテレビラインアップである ‘SUHD TV’に比べて発売価格が20％以上高い価格で、高い価格帯策定と向上された 画質を強調して、プレミアムテレビだけのイメージを構築しようとする意図として解釈される。

これに対して LG電子のオーレッドテレビ価格は持続的に下落している。昨年発売された65インチカーブドオーレッドテレビであるOLED65C6は16日アマゾン基準USD3,197.00ドルであって、2016年6月販売価格であったUSD6,000.00ドルに比べて50％くらい安い価格で売れている。また今年の販売モデルである65インチカーブドオーレッドテレビの OLED65C7の発売価格は15日アマゾン基準USD4,000.00ドルで、2016年発売製品に比べて30％安く策定されたし、サムスンの65インチカーブドテレビであるQN65Q8Cに比べてUSD500.00ドル安い。オーレッドを適用してプレミアムテレビ市場を主導しているのだけに、低い価格帯で 大衆化にもっと力を注いでいることと推測される。

 

このようにプレミアムテレビ市場にてオーレッドテレビとキューレッドテレビの価格がだんだんほぼ 等しい価格帯を形成しているため、画質とブランドイメージ、消費者のニーズ充足が重要な要素として浮かびあがっている。画質において色再現率はお互いが似たり寄ったりの性能を見せているが、明暗比と応答速度などの性能においては依然としてオーレッドテレビが優位を占めている。また、ブランドパワーとプレミアムテレビ市場にて相変わらずの位相を 持っているソニーが CES 2017でオーレッドテレビを初公開したし、スピーカーレスで音を出力する‘Acoustic Surface’技術と‘X1 extreme processor’という HDRチップを適用してオーレッドテレビの画質をより一層向上させて多くの注目を集めた。発売日と発売価格は未定だが、プレミアムテレビ市場での波及力は大きいだろうと予想されている。2017年発売されるプレミアムテレビ価格帯におけるそれぞれ違う戦略とソニーのオーレッドテレビ陣営への加勢で2017プレミアムテレビ市場がどのように改編されるのか多くの人の関心が集中している。

<2017年 65 inch Curved TV 新製品の価格比較, 出処 : Amazon.com>

LGの4千万ウォンの77インチ有機ELテレビは、この価格で大丈夫？…競合他社製品の価格を比較してみると

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(出典＝LG電子)

LG電子が最近発売した77インチの有機ELテレビ(出典＝LG電子)

Hyunjoo Kang / jjoo@olednet.com

最近、LG電子が77インチの有機ELテレビを発表し、4,100万ウォンという出庫価格が話題となった。価格に対する意見も分かれており、同じようなサイズの競合他社のテレビの価格動向を調べた。

UBIリサーチの市場調査によると、サムスン電子の78インチSUHDテレビ製品は、約900万～1,100万ウォン台（アマゾン最安値基準）で販売されている。去る4月に発売されたこの製品は、量子ドットフィルムを貼り付けたLCDパネルが搭載された。

LCDを用いるソニーテレビの場合は、今年1月に発売された75インチの製品が7月末には約670万ウォン、85インチの製品が約900万ウォンで、サムスン、LGの製品よりも安い方である。

LG電子の77インチ有機ELテレビ製品の実際の市場価格がいくらであるかはまだ正確に知ることができない。この製品の出庫価格である4,100万ウォンと比較すれば、サムスン電子の78インチ製品やソニーの85インチ製品よりも4倍ほど高い価格である。

既存の大型有機ELテレビの価格は、同じサイズのLCDテレビに比べて約2倍近くの差がある。最近はその格差がやや狭まることがあったが、これはLG電子が最近有機ELテレビの価格引き下げを断行した結果である。有機ELテレビが高いのは事実であるが、それでも市場がないわけではない。実際にLG電子は2016年第2四半期の有機ELテレビの販売量が前年同期に比べて4倍に増えたと、電話会議を通じて発表した。

しかし、LG電子の今回の77インチ有機ELテレビは、LCDテレビとの価格差が2倍よりも高い約4倍という面においては競争力が落ちるという意見もある。

これに対してUBIリサーチのイ・チュンフン代表は、「サイズが大きくなるほど歩留まりが急激に低下することを考慮すると、LGの77インチ新製品の価格がとんでもないほどとはいえない」とし、「歩留まりの改善などで価格も低下するし、これまでのテレビ市場の推移を見れば、最終的に市場価格が出庫価格に比べて半分まで低下することもある」と予想した。

LGの77インチ有機ELテレビの価格も4,100万ウォンから、今後2,000万ウォン台に下がることも可能で、同じようなサイズのLCDテレビとの価格差が最終的に2倍に狭まるという話である。

イ・チュンフン代表は、「これまで有機ELテレビがLCDテレビに比べて価格が2倍ほど高いにもかかわらず、それなりの市場地位を固めてきた」と説明した。

Foxconn Takes Over Sharp…what will happen to Samsung·LG?

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Hyunjoo Kang / Reporter / jjoo@olednet.com

Foxconn Decided to Buy Sharp for Approx. $ 3.5 billion, Source: Foxconn

Foxconn Decided to Buy Sharp for Approx. $ 3.5 billion, Source: Foxconn

 

On March 30, 2016, Taiwan’s Hon Hai’s Foxconn agreed to buy Sharp for about $ 3.5 billion. With this decision, there is much focus on how it will affect Korean display and set companies including Samsung and LG.

 

Foxconn, primarily an electronics contractor manufacturer, became responsible for Apple’s iPhone production and continued its growth. The fact that through this takeover Foxconn now possesses display mass production ability can greatly affect Korean companies that are currently leading the display and set market.

 

◆ Competition with Samsung·LG for iPhone Panel Supply Intensifies

 

A possible scenario for future includes Foxconn becoming a strong competitor for Samsung Display and LG Display in smartphone OLED sector for Apple’s iPhone.

 

Although Sharp is a company that produces LCD, it is estimated that Foxconn will invest in Sharp to mass produce OLED.

 

Apple is expected to release OLED equipped iPhone from 2017, and it is known that Samsung Display, strong in OLED, have agreed to supply the initial volume. As Apple has been close with LG in supply and demand of display, some believe that LG Display will become the biggest supplier in future.

 

However, if Apple’s key collaborator Foxconn begins to produce OLED, it could become a strong rival for Samsung and LG.

Sharp Headquarters, Source: Wikipedia

Sharp Headquarters, Source: Wikipedia

 

◆ Suggestion of Foxconn’s Own Brand Set Production Prospect

Foxconn, despite being a contract manufacturer, became widely known with great growth. As such, the company could branch out into producing sets under their own brand name. Furthermore, with the display mass production now possible with the Sharp takeover, this scenario is gaining traction. According to market experts, Foxconn is now able to expand its smartphone and TV set business. As Chinese set companies are rapidly growing to threaten Korean companies, the prospect of Foxconn’s set business cannot be ignored.

 

One display expert explained that as a key collaborator of Apple, Foxconn can successfully enter the smartphone panel market. He further analyzed that with Foxconn’s expertise in set production, their own brand set release is not too much to expect, and that this will be easier with the takeover of Sharp.

Blossoming April… Hurt by LCD, Heal with OLED

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Hyunjoo Kang / Reporter / jjoo@olednet.com

Flexible OLED from LGD(CES 2016)

Flexible OLED from LGD(CES 2016)

From April, the display industry is estimated to start mending the damage carried out by LCD with OLED.

 

In Q1 2016, Korean display industry suffered due to oversupply of Chinese LCD panels. Market experts believe that Samsung Display and LG Display will announce large Q1 deficit in April due to LCD.

 

However, the display market is expected to actively improve its performance from April.

 

Dong-won Kim, analyst with Hyundai Securities, estimated that great increase in profit is expected from Q2 2016 due to the increase in OLED operation rate and yield improvement. Also because of profitability improvement effect following LCD panel’s price rebound, the deficit will decrease.

 

LG Display’s performance in OLED sector is expected to noticeably improve. Over 90% of LG Display’s total mass production line is LCD at present. Hence, the fall of LCD price in Q1 is expected to have hit hard and OLED business is also showing deficit.

OLED TV from LG(CES 2016)

OLED TV from LG(CES 2016)

◆ After Harsh Q1, Warm Breeze of OLED… Spring for Equipment Industry Too

 

However, this will change from Q2. Analyst Hyeoncheol So of Shinhan Investment forecast that LG Display’s OLED TV sales volume and revenue in Q2 2016 will increase by 144% and 106% respectively. He added that the business deficit of OLED TV sector will greatly decrease.

 

LG Display is anticipating that the deficit will turn to profit in H2 2017, with the business profit of up to 1 trillion KRW in 2017, an increase of 115%.

 

Samsung Display, whose LCD and OLED ratio is 50:50, is expected to show 900,000 million KRW in deficit in LCD sector this first quarter. However, this is estimated to be compensated to some degree by the profit in OLED.

 

Samsung Display and LG Display are actively carrying out investment in OLED panel mass production line in Q1. As well as the investment in turning the existing LCD line to OLED, investment in new OLED line establishment is actively being carried out.

 

As such, with the optimistic outlook on OLED within the display market, flexible OLED manufacturing equipment companies such as Tera Semicon, Viatron Technologies, and Dong A Eltek had been discussed as the favorites of securities companies. In fact, Samsung Display’s flexible OLED manufacturing equipment related key collaborator AP Systems showed remarkable growth recording 12,100 million KRW in business profit last year.

 

UBI Research forecast that Korean companies will strengthen their dominance with their 2016 AMOLED shipment’s 95% occupancy of the global market. As OLED is becoming stronger in the TV, smartphone, and VR market, this will become a huge growth engine for global panel companies such as Samsung and LG.

 

“Can’t Cope Because of LCD”… Samsung·LG, in Despair over Large Deficit

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Hyunjoo Kang / OLEDNET / jjoo@olednet.com

<CES 2016 Exhibition. Many Chinese Companies’ LCD TV Were Present.>

Due to the oversupply of LCD panel in global display market, the opinion that Samsung Display and LG Display will also not be able to avoid large amount of deficit is becoming stronger.

 

As of March 28, according to market experts including securities industry, Samsung Display and LG display will both face sizable deficit in LCD sector this quarter.

 

For Samsung Display, Q1 LCD sector is expected to record up to 900,000 million KRW. The company is estimated to reduce the overall display industry deficit with the OLED profit of approximately 400,000 million – 500,000 million KRW. Consequently, Samsung Display is to record approximately 400,000 million – 500,000 million KRW of deficit in Q1 2016.

 

LG Display, whose over 90% of the current production line is for LCD, is estimated to be hit more directly. LG Display has been showing profit in LCD until 2015, but is expected to turn to deficit in Q1 2016. LG Display has been showing deficit in OLED, and market experts are also expecting more deficit in Q1 2016.

 

◆ Unlike Samsung and LG’s High Quality, China Floods Cheaper LCD

The main reasons that display industry is having difficulty include oversupply of Chinese LCD, and overall market depression. Chinese companies’ affordable LCD supply, backed by active support of Chinese government, is damaging Korean companies.

 

Particularly, companies such as BOE, which greatly improved productivity with much assistance from Chinese government including corporate tax exemption, have been pressuring Samsung, LG, and others in the global LCD market. As the Chinese companies are still aggressively investing in LCD facilities, the LCD oversupply is analyzed to continue until 2018.

 

Accordingly, the majority of the industry believe that both Samsung Display and LG Display will carry out LCD production line restructuring. In a recent conference hosted by information company IHS, senior analyst Jeong Du Kang revealed that LG Display could restructure Gumi’s P2, 3, 4 production lines, and added that some thinks L6 production could stop following the same of L5 production line last year.

 

As expected, both companies do not officially comment on these forecast. However, most of the industry players believe that the production line changes of the 2 companies are inevitable.

 

One display expert explained that “unlike Samsung and LG which do not accept even small faults, Chinese companies are pouring out products with slightly lesser quality armed with lower price, and will dominate the mainstream market”.

 

He also estimated that as Samsung and LG are nearing the situation where they have to give up LCD, the speed of which OLED will settle as the main player within the global display market will increase.

Samsung, Even if OLED TV is Released, Different from LG

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Hyunjoo Kang / Reporter / jjoo@olednet.com

<LG Elec. is Introducing OLED TV in CES 2016>

 

Within the TV market, there is an opinion that even Samsung Electronics which believes it is not yet the time for OLED panel cannot continue to insist on LCD. Experts estimate that even if it is the same OLED TV, Samsung Elec. will differentiate the actualization method from competitors’ including LG Electronics. One of the possibilities suggested is Samsung’s selection of ink-jet printed OLED TV panel.

 

Hyun-Suk Kim, Samsung Elec. Visual Display department’s vice president, who recently announced new LCD based SUHD TV mentioned that OLED TV is premature and also needs technological improvements.

 

However, it looks to be difficult for Samsung to insist on LCD TV only in the long term. China is threatening Korean companies in LCD panel market with superior price competitiveness; there is too much risk for Korean display companies such as Samsung Display to invest further in LCD production line. Although Samsung Elec. is not receiving panel supply exclusively from Samsung Display, Samsung Display is the biggest supplier. Therefore, Samsung Display’s LCD investment reduction is also expected to affect Samsung Elec.’s TV business.

 

Furthermore, Samsung Elec. is in the position of having to emphasize OLED’s superior picture quality over LCD in smartphone business, but highlight the opposite in TV. This is also an issue that needs to be tackled.

 

Despite these issues, Samsung cannot easily start on OLED TV as several problems such as price competitiveness have not been solved.

 

<Hyun-Suk Kim, Samsung Elec.’s Vice President, is Introducing New SUHD TV>

 

◆ Ink-jet Printing, Can it Solve OLED for TV Price Issue?

 

According to Dong-won Kim, analyst with Hyundai Securities, Samsung Display, with Samsung Elec. as the biggest client, has unfavorable structure for reducing production cost as 65 inch OLED TV panel production efficiency is low in Gen8 line.

 

Kim estimated that Samsung Display will apply solution process ink-jet printing technology to OLED TV with 2018 mass production target in order to solve this problem.

 

When producing OLED TV panel, WRGB OLED method, which uses evaporation method, can only reduce production cost by certain amount as the material usage efficiency is low. On the other hand, ink-jet printing RGB technology finely deposits ink in liquid form and can reduce materials cost. Additionally, RGB OLED has fewer organic layers compared to WRGB OLED and processes can be decreased.

 

For these reasons, some believe that Samsung will select ink-jet printing method rather than evaporation for OLED TV in future. There is also a view that LG Display, which is currently using evaporation method, will also actively consider producing ink-jet printed OLED TV panel in the long term.

 

A display expert explained that although ink-jet printing processes are simpler than evaporation method, that does not necessarily mean materials cost is always cheaper. The ink-jet printing technology is not yet perfect, and particularly for blue the efficiency issue has not yet been solved.

 

He added that Samsung Elec. has strong tendency to differentiate itself from competitors such as LG, and even if Samsung Elec. releases OLED TV, it is likely that ink-jet printing, which is different from LG, will be the preferred method.

[CES 2016] Skyworth’s 2016 OLED TV Sales Target is 200,000 Units

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Skyworth, the most enthusiastic Chinses TV company, placed OLED TV on the front of the CES 2016 booth, the largest space.

 

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The exhibition concept, same as IFA 2015, was promotion of OLED TV’s superiority over LCD in terms of picture quality and fast response time through car racing game.

 

Furthermore, all OLED TVs exhibited this year are UHD resolution aiming for the premium TV market.

 

According to Skyworth, 2015 OLED TV sales performance is 45,000 units, with the target of 200,000 units in 2016. In 2015, the performance was weak as the OLED panel supply from LG Display was not smooth. However, compared to last year, in 2016 the panel supply from LG Display increased, and as OLED TV is a very popular product in Chinese market due to its superior picture quality compared to LCD the sales target of 2016 became much higher.

 

What is different about this exhibition is the fact that the video clip used in the Skyworth OLED TV booth is the same as the NASA video produced by LG Electronics for promotion. Previously, each companies presenting OLED TV used different contents on the screen. However, in this exhibition, by showing the same video of the sun within the space, they emphasized OLED TV’s superiority in contrast ratio and picture quality of black.

 

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This is considered LG’s ecosystem strategy to secure OLED TV territory by sharing the video contents and increasing the consumers and attendees’ OLED TV awareness.