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ソニー、AMOLED TVを6月10日から本格的に販売開始

ソニーは、1月にCES 2017で公開した4K BRAVIA AMOLED TV A1Eシリーズの中で、55型と65型の2モデルを6月10日から日本で販売を開始すると8日に明らかにした。今回ソニーが発売するBRAVIA AMOLED TVには、韓国LG DisplayのWRGB AMOLED、4K高画質プロセッサーX1 Extreme、画面が振動しながら発音するAcoustic Surface技術が採用された。予想販売価格は、55型が50万円、65型が80万円で設定されている。また、77型の発売も計画中で、今年秋に発売する予定だ。

 

ソニービジュアルプロダクツIchiro Takagi社長は「AMOLEDパネルとX1 Extremeを採用したプレミアムモデルを通じて、最高の画質と音響、新しい没入感を提供する」とAMOLED TVの戦略について語った。

 

ソニーAMOLED TVの発売は、現在韓国のSamsung ElectonicsとLG ElectonicsがリードしているプレミアムTV市場に大きな影響を与えると予想される。

 

ソニーと直接競合するLG Electonicsは、今年発売したAMOLED TVの新製品の販売価格を昨年より低く設定するなど、戦略を実施していおり、ソニーによるAMOLED TVの発売がAMOLED TVの一般化とディスプレイ産業にどのような影響を与えるかに注目が集まる。

 

4月21日に韓国ソウル市汝矣島にある全経連会館カンファレンスセンターで開催された4月のトピックセミナーで、UBI Research李・チュンフン代表(首席アナリスト)は、2017年にソニーのOLED TVは約40万台販売され、OLED TV市場全体の約27%を占めることになり、2021年には約340万台販売され、約38%を占めると予想した。

<AMOLED TV市場展望>

OLEDの未来

 

UBI Researchが3月8日から9日の二日間開催した第3回OLED Korea ConferenceでUBI Research李・チュンフン代表は『The Future of OLED』をテーマに講演を行った。

 

李代表は、未来のOLEDは「100型 Rollable Wall TV」まで受け入れられるとした。李代表は「人間の目は視野角が広いので、ディスプレイが壁全面に掛けられていても不便ではない。ガラス基板のOLEDは運びにくいので、カーペットのように巻いて運搬できるRollable Displayが最適だ」と述べた。

 

「Rollable Displayを実現するには、プラスチック基板と値下げ可能なプリンティング方式を採用すると良い。ソリューションプロセスを導入したピクセル製造技術とTFT製造技術が未来の主要技術になると予想される」と説明した。Rollable Displayにスピーカーが内蔵され、画面に映る人物の動きと音が一致する完璧なディスプレイが出来上がると見通した。

 

李代表はOLEDが成功すると確信できる根拠は、モバイル市場にあると述べた。

第一に、今後TVに使用される4Kのコンテンツがスマートフォンにも使用され、スマートフォン自体にも4Kの解像度が適用されると言及した。

 

第二に、Appleが今年発売する予定のiPhoneにOLEDが採用が見込まれている。Samsung Displayは5.5型を基準にOLEDを2億個まで生産可能なApple専用のA3製造ラインを構築しており、今後OLEDの世界にApple効果が表れると説明した。

 

第三に、全世界スマートフォン市場の4割を占めている中国の電機メーカーもOLEDを採用したスマートフォンの発売に拍車をかけていると述べた。

 

第四に、フレキシブルOLEDが実現するフルスクリーン搭載のスマートフォンは、ホームボタンを無くし画面を広め、視覚的機能を向上するだけでなく、指紋とパターンを同時に認識するようアップグレードされた認証システムを採用できると説明した。

 

この4つの根拠に基づき未来のモバイル市場ではOLEDが鍵となると見通した。

 

一方、OLEDパネル市場については、2021年には出荷量は約17億となり、売上高は750億米ドル規模にまで成長すると見通した。2021年になると韓国ディスプレイメーカーは全体市場の8割を占め、中国は全体市場の1~1.5割を占めると述べた。また、ディスプレイパネルメーカーはフレキシブルOLEDを中心に投資を行い、2021年にはフレキシブルOLEDが全体OLED市場の7割を占めると付け加えた。

Sony、2017年に二つのOLED TVモデルを発売確定??

噂だけであったSonyの2017年 OLED TV市場の進出が事実と明かされた。OLED associationのベリー・ヨン(Barry Young)CEOはフォーブスにこのような事実を伝えながら、Sonyは2017年に55インチと65インチの2個のOLED TVを発売する予定だと明らかにした。

ベリー・ヨンCEOは2017年の2四半期からパネルの出荷が始まり3四半期や4四半期に本格的に販売される予定であり、55インチの4K OLED TVが約8万台、65インチのOLED TVが約12万台、発売開始予定だと述べた。

Sonyは以前にもLGDのOLEDパネルを適用したモニターを発売した事があり、今回のOLED TV用のパネルもLGDから供給を受けると知られた。 注目すべきところはSony OLED TVの価格である。 ベリー・ヨンによるとSonyの55インチOLED TVの価格は約1,999ドル、65インチは約2,999ドルになる予定であり、これはLG電子で2016年の6月に販売した55インチUHD OLED TVの価格である2,297ドル(OLED55B6, Amazon), 65インチUHD OLED TVの価格である3,297ドル(OLED65B6,Amazon)よりそれぞれ300ドルずつ安く、現在LG電子が掌握しているpremium OLED TV市場でも価格競争の構図が形成されると予想される。

まだCES 2017でSonyのOLED TVの公開は確実ではないが、生産が確かになればCES 2017でその姿を確認することができると期待される。SonyのOLED TV市場の進出によってLG電子も2017年 OLED TVに対して攻撃的な価格政策を繰り広げることと予想されているため、SonyのOLED TV市場の進出がOLED TVの大衆化にどのような寄与をするようになるのか、そしてディスプレイ産業にどのような影響を及ぼすのか成り行きが注目されている。

Sonyの PVM-X550 HDR 4K OLED モニター, source : digitalmediaworld.tv

Sonyの PVM-X550 HDR 4K OLED モニター, source : digitalmediaworld.tv

 

LG전자, 4K 영상 위한 울트라HD 모니터 출시

강현주 기자 / jjoo@olednet.com

LG 울트라HD 모니터(출처=LG전자)

LG 울트라HD 모니터(출처=LG전자)

LG전자가 10억 개의 색상으로 생생한 화질을 구현하는 울트라HD 모니터를 출시했다고 4일 발표했다.

LG전자는 최근 풀HD보다 4배 높은 해상도인 4K(3,840X2,160)를 적용한 16:9 화면비의 울트라HD 모니터 신제품 2종(모델명: 27UD88, 27UD68P)을 국내 시장에 선보였다.

글로벌 울트라HD 모니터 시장은 지난해에 약 70만 대 규모였고, 올해는 약 3배인 200만 대 규모로 빠르게 늘 것으로 전망된다.

신제품(모델명: 27UD88)은 고해상도 콘텐츠를 완벽하게 보여준다. 표현할 수 있는 색상도 약 10억 개에 달해 현실감 넘치는 화면을 구현한다. 4K 해상도를 적용해 사진을 확대해도 눈가의 주름과 머리카락 한 올까지 선명하게 보여준다. 측면에서 보더라도 화면이 선명한 IPS패널을 적용했다.

이 제품은 사진과 영상을 섬세하게 편집하는 전문가들의 작업에 특히 유용하다. 모니터를 오래 사용하더라도, 사용자가 별도의 색상 측정 장비와 함께 하드웨어 캘리브레이션 기능을 사용하면 새 제품같은 색상을 느낄 수 있다. 사용자가 시계 방향으로 화면을 90도 돌리면 세로로 길게 사용할 수도 있다. 스마트폰으로 세로로 찍은 사진이나 동영상을 감상하고 편집할 때 유용하다.

울트라HD 모니터는 사용자가 게임이나 영화를 즐길 때도 탁월한 경험을 제공한다. AMD의 프리싱크 기술은 빠르게 움직이는 화면도 깨지거나 끊김 없이 자연스럽게 보여준다. 블랙 스태빌라이저 기능은 비슷하게 보이는 어두운 색상들도 선명하게 구별해준다.

편의성도 뛰어나다. 이 제품은 USB 타입-C 단자를 세계 최초로 적용했다. 사용자가 이 단자를 이용해 모니터와 노트북을 연결하면 4K 화질의 영상, 사진 등을 모니터에서 볼 수 있고, 동시에 노트북을 충전할 수 있다. 이 경우에 노트북을 충전하기 위해 별도의 어댑터를 사용할 필요가 없어서 편리하다. 최신 USB 타입-C 단자는 그램 15 노트북, G5 스마트폰 등 최신 IT기기에 적용되고 있다.

사용자는 마우스 조작만으로 화면을 얼마나 밝게 할지, 몇 개의 창을 띄워서 쓸지를 설정할 수 있다. 기존에는 모니터 모서리에 있는 버튼을 여러 번 눌러서 바꿔야 했다.

4K 콘텐츠가 더욱 풍성해지고 있다. 영화, 드라마 등을 서비스하는 넷플릭스, 글로벌 게임 업체인 블리자드 등이 4K 콘텐츠를 잇따라 선보이고 있다. 유튜브에 등록된 4K 콘텐츠도 이미 1,700만 건을 넘어섰다. 이뿐 아니라 소비자들이 ‘LG G5’ 등 최신 스마트폰으로 4K 콘텐츠를 직접 만들 수도 있다.

울트라HD 모니터 신제품의 출하가는 27UD88이 75만원, 27UD68P가 65만원이다.

LG전자 한국영업 HE마케팅FD 담당 허재철 상무는 “4K 콘텐츠에 최적화한 울트라HD 모니터로 차세대 모니터 시장을 지속 선도할 것”이라고 강조했다.