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OLEDON、超高解像度と超大面積OLED製造用ベルト型面蒸発源蒸着技術を公開

中小型と大面積OLED蒸着装置を開発しているベンチャー企業OLEDONのファン・チャンフン代表は、11月30日にUBI Researchの主催でCOEX(韓国ソウル三成洞)で開催される2018年OLED産業セミナーで、超格差AMOLEDの製造技術である「ベルト型面蒸発源FMM蒸着技術」と「超大面積QD-OLED TV製造用垂直ベルト型面蒸発源蒸着技術」を発表する予定だ。

OLEDの第3四半期売上、前四半期比大幅増加

UBI Researchの『第3四半期AMOLED Market Track』によると、第2四半期のOLED市場はSamsung Displayの稼働率低下が市場全体に影響を与え、売上が低迷したが、第3四半期には83億米ドル規模へと大幅に成長した。
前四半期の57億7,000万米ドルに比べると43.9%の成長で、前年同四半期比は16.6%の増加となる。

【プレスリリース】2023年のFoldable OLED市場規模、246億米ドルまで高速成長

来年から導入される5G通信技術は、ライブストリーミングサービス以外にもVRなど、さらなる高画質と大容量コンテンツを高速に処理できる。通信速度が速くなる分、精密なグラフィックの高解像度と大画面を要求するコンテンツが発売される予定である。
現在のスマートフォンは6型まで大きくなっているが、5G通信時代の4K解像度を表現するには足りない。7型以上のディスプレイだと、4K解像度の表現が可能なため、….

世界初のFoldableフォン「FlexPai」が持つ意味

中国深圳に第5.5世代7.5Kラインを保有したRoyoleは、ディスプレイメーカーというよりHMD(Head Mount Display)メーカーとして知られている。今年の第2四半期に製造装置の設置を完了し、試験生産を開始したRoyoleは、7.8型タブレットPC向けのパネルを開発してきた。
OLED分野でRoyoleの特徴は2つある。世界初のFoldable OLED量産とモバイルディスプレイとしては初となるOxide TFTの採用だ。

OLEDON、「超格差」OLED製造用面蒸発源蒸着技術を公開

2018年10月24日から韓国ソウルにあるコンベンションセンターコエックスで開催中のIMID2018で、OLED蒸着装置を開発しているベンチャー企業OLEDONが、競合国との超格差を維持するためのOLED製造技術である面蒸発源の蒸着技術を公開し、注目を集めている。

LG Display 大型OLEDの黒字転化、中小型は?

2018年10月24日に行われた2018年7~9月(第3四半期)の決算カンファレンスコールで、LG Displayは大型OLEDが黒字転換したと発表した。最近、OLED TVの販売により、唯一のTVパネル供給メーカーであるLG Displayは売上の増加を達成してきたが、減価償却などで赤字を記録し、今年の第3四半期に黒字転換した。これは、LG Displayを始めとするディスプレイ産業にポジティブな影響を与え、今後追加投資を続けるLG Displayにも有利な状況になると期待される。

日本初のフレキシブルOLED登場

過去のディプレイ産業で最強国であった日本は、ブラウン管とPDP、LCDの時代を経て徐々に下向きになり、OLED産業では中国に次いで3位の生産国となった。現在、AMOLEDを生産している日本メーカーには、SonyとJOLEDがある。両社とも特殊モニター用OLEDを約月500~1,000個生産している。JDIはフレキシブルOLEDを開発しているが、まだ商品化には至っていない。製品の生産に消極的だった日本の製造環境で、Sharpがスマートフォン用OLED市場に果敢に挑戦状を叩きつけた。堺工場の第4.5世代試験生産装置でフレキシブルOLEDの生産を開始し、Softbank向けAQUOS zeroモデルに採用する予定である。この製品はCEATEC2018のSharpブースで展示された。6.2型QHD+のデュアルエッジタイプである。関係者によると、まだ販売開始はしていない。

スマートカーのルームミラーとサイドミラーはOLEDに変わる

CEATEC JAPAN 2018が先週幕張メッセで開催された。IoTと先端センシング技術を中心に多くの日本企業が製品を展示した。日本の電子産業が大型ハードウェアから次第に小型先端部品産業とソフトウェア産業へ変化していることが見て取れた。今回の展示会では、自律走行可能なスマートカーの核心技術も紹介された。Kyoceraは自動車の安全を強化するために、先端センシング技術を画像処理技術を用いて、死角による様々な事故を事前に予測・防止できるコックピット(cockpit)技術を紹介した。

【ICEL 2018】次世代発光材料で注目を集めているTADF

モニターと仮想現実機器に次いで、自動車のサイドミラーにOLEDを採用するなど、OLEDがスマートとTVにとどまらず、その領域をさらに拡大している。様々な環境の新しいOLEDアプリケーションの数が多くなるほど、利用者を満足させるための技術開発も必須になってくる。
済州国際コンベンションセンターで10月15日から行われているICEL 2018で、多くの講演者はOLED市場のさらなる成長に伴い、OLEDの性能向上に向けた材料開発が必須であると説明し、その代案となる材料にTADF(Thermally Activated Delayed Fluorescence)挙げた。
まず、Samsung Displayのファン・ソクファン首席研究員は、OLEDパネルと材料市場の継続的成長について言及し、新しい蒸着工程用発光材料の一つとしてTADFが良い代案になれることを明かした。